福祉用具の利用状況確認のための自主基準開発―専門相談員協会(医療介護CBニュース)

 全国福祉用具専門相談員協会は3月23日、福祉用具を貸し出した後に利用状況や変化などを記録するための自主基準「訪問確認書(モニタリングシート)」を開発したと発表した。4月15日から専用シートの試行版を、同会のホームページからダウンロードできるようになる。

 訪問確認書は、ケアマネジャーなどが福祉用具の個別援助計画を作成するための標準様式と併せて活用する自主基準。「福祉用具個別援助計画書」は同会が昨年に発表済みで、訪問確認書は計画書の達成度合いや内容の検証に役立つほか、利用者の新たなニーズの把握などにもつながるとしている。

 訪問時に確認するチェック項目は、「身体状況・生活状況の変化」「利用者の気持ちの変化」「使用中に困ったこと」「満足度」「利用者・家族の希望」「目標達成度」など。

 福祉用具サービスには、個別援助計画の作成は義務付けられていない。訪問確認書の開発責任者で大阪市立大学大学院の白澤政和教授は「福祉用具サービスも義務化が必要だと感じるが、まずは地方自治体へ自主基準の有用性を訴えて普及を目指し、将来的には義務化の実現も視野に入れたい」とした。


【関連記事】
3月に初の福祉用具専門相談員の実力テスト
介護ベッドで転倒事故−消費者庁が改修呼び掛け
福祉用具レンタル、個別援助計画の導入を
福祉用具貸与事業者の選定で情報公表制度の活用を
介護従事者の負担軽減に福祉用具の導入を―リフトリーダー養成研修会

大阪市立斎場で職員の半数が「心付け」受領(産経新聞)
<郵政改革>亀井担当相が鳩山首相に具体策報告(毎日新聞)
<ネット違法情報>削除せぬ管理者、刑事責任追及へ…警察庁(毎日新聞)
生方氏の対応批判=鳩山首相(時事通信)
幻の銘酒も…越後の蔵元一堂に にいがた酒の陣2010(産経新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。