琵琶湖で釣り上げ、ブラックバス世界最大認定(読売新聞)

 釣りの普及を図り、釣魚の記録認定を行う「国際ゲームフィッシュ協会」(本部・米フロリダ)は8日、昨年7月に琵琶湖で釣り上げられた10・12キロのブラックバスを世界最大(タイ記録)に認定した。

 釣り上げたのは、愛知県春日井市の会社員栗田学さん(33)。これまで世界最大は1932年に米ジョージア州の湖で釣り上げられた10・09キロだった。2オンス(約56・7グラム)以上の差がないため、規定により、タイ記録となったという。

 琵琶湖の大物は昨年7月2日、生き餌のブルーギルを使って釣り上げたもので、体長73・5センチ。釣り歴18年の栗田さんは、日本時間の9日未明、インターネットで同協会の発表を見た。77年ぶりとなる快挙に「世界記録はずっと狙っていた。そんな魚がいる琵琶湖で釣りができるのは素晴らしい」と話した。魚は剥製(はくせい)にしており、釣り具店のイベントなどで展示するという。(国際部 寺口亮一)

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